
青い海、白い砂浜、際どいビキニの魔王様!!
がお二人~(キタコレ)
と……いうわけで、前回までのお話
ルシファー:「このビーチでどちらがたくさん信者を集められるかを競争しましょう。使っていいのは自分の肢体、つまり魅力だけ。どうかしら?」
真夏の太陽の下、崇拝するルシファー様に誘われて、思いがけず天下分け目の信者悩殺バトルへと挑まれることとなった嫉妬の魔王レヴィアたん様。
『大きく脚を広げ、Vの運動―!!』
思わずガン見の内転筋、おねだりフェイスで四つん這い、ヒップ・ヒップ・パッツンバストで深呼吸……計算され尽くした獄営放送の朝の名物『ラジオストレッチ第一』で図らずしも男性陣の視線を釘付けにされ、数多のカップルを破局寸前のシットラブル(レヴィアたん様の18番、嫉妬からのトラブル)へとお導きになった魔王様。
果たして勝敗の行方は、如何に??
レヴィアタン:「悩殺された信者が6664……6665……6666……と。あーん、さすがルシファーお姉さま!! すごすぎっ!! レヴィの完敗だよ」
ルシファー:「当然でしょ。ま、でもあたしと競って100人程度の差なんて、レヴィも立派に成長したのね。嬉しいわ」
レヴィアタン:「あんっ……。ルシファーお姉さまっ!!」
と、大好きなルシファーお姉さまの笑顔に思わず喜んだのもつかの間……。
ルシファー:「2人合わせて集まった信者が約13000人。そうね、このくらいいれば大丈夫ね。さぁレヴィ、罰ゲームの準備をなさい」
レヴィアタン:「えっ? 罰ゲームって……」
ルシファー:「最近、足りないらしいのよ。ちょうどいい機会だから、頑張って集めてちょうだい」
高まる熱気、大役を任されたシャワーパイプ、際どいビキニでI字開脚の魔王様!!
(キタコレ、激ヤバス)
レヴィアタン:「今日だけ、特別なんだからねッ!! か、勘違いしないでよ!!」
―――ガバッ!!
海水浴客男性陣:「オオ~!!」
ムチムチっとした太もも、スラリと伸びた美脚。軽く力を入れただけでも折れてしまいそうなほどに細い足首。
それらを惜しげもなくさらけ出し、この衆人環視の中、唐突にI字バランスを始めるレヴィアたん様。
恥ずかしさのためか、これから起こるであろう惨事への期待感のためか、悪態をつきつつもそのハニカンだ表情がベリーキュート。
大胆すぎる下半身とは裏腹に、サイズ小さめ(?)のTシャツでたわわなバストが強調され、そのアンバンランスさがこれまた絶妙に信者達のツボを突きまくるわけでして……。
海水浴客女性人:「いつまで見てんのよっ!! もういい!! バチンッ!!」
と、至る所でシットラブルが相次ぐ中でも、新参信者も古参信者も、そのテンションは高ぶるばかりで……。高ぶりすぎて、高ぶったものはこみ上げるわけで……。
ルシファー様の指示通り、使い魔『べひもす』によって信者達に手渡される巨大なタライ。
レヴィアタン:「ぼんやりしないでっ!! ちゃんと見なさいよねっ!! すっごいすっごい、恥ずかしいんだからっ!! 大体、ルシファーお姉さまの提案じゃなかったら、絶対こんなことしてあげないんだからねっ!! ありがたく思いなさいよっ!!」
……っと、シャワーパイプに片足絡めて身をよじらせて、上半身エビぞりの悩殺ポーズ。
信者達:「ンウォォォォォォォ!!」
グラビアアイドルも真っ青のツンデレ挑発に、血の気の多い信者達のボルテージは最高潮。
……っと、次の瞬間!!
―――プシャッー!!
信者達:「キタキタキタキタ!! レヴィアた~~~ん!!!!」
熱くなった鼻から勢い良く噴射する信者達の赤い情熱。
待ってましたとばかりに受け止めるタライ。
若干引き気味なぷりちーレヴィアたん様。
レヴィアタン:「ちょっ!! どれだけ血の気が多いのよ!! あんたたちってば!! あーもー、出すだけ出しちゃいなさいよっ!! チュッ」
信者達:「オオオオオオ!! フィーバーターイム!!」
ルシファー:「あらあら、レヴィったらノリノリじゃない。ンフフ。献血不足も、コレで解消ね」
※注・この日集められた血液は、献血バンクからの返品後(使えるわけねーだろ)、マモン様に引き取られ有効活用されました。
